子育てコンシェルジュ日記 【1/26 子育て講座 「楽になる子育て法」】
(2019.01.31)
どうやって叱ったらいいの
上手な褒め方って
1月26日(土) 子育て講座「楽になる子育て法」をなるみ園の植木先生と古島先生をお迎えして講演していただきました。
自己紹介から始まった会でしたが、会場は終始和やかです。でも話される内容は身につまされることばかり。
反抗期は脳が成長する時期で興奮する。その興奮する時期にやりたいことを制止されると益々興奮してしまう。大人の都合で強制するのは興奮を助長してしまう、等々。
ママたちのうなずきが見えます
褒め方のポイント
❶100%を望まない。
❷落ち着いている時にしっかり注目して褒める。
❸実況中継のような言葉かけも良い。見守ってもらっている安心感が味わえる。
❹ちょっと出来た所で褒める。(具体的な行動を褒める)
❺なでなで好きの子にはなでなでだけでも
叱るのもしっかりする
❶ママがダメと制止した時はダメなんだと教える。「まっ、いいか」にしない。
「まっ、いいか」をさせたらもっとダメ。
❷パパとママがダメな時は絶対にダメなんだと教えていく。
❸パパとママのルールは一貫しておく。2人がバラバラだと子どもに伝わりにくい。
ダメと言って動きを止めた時に褒める。
玩具の片付けは、大人でも散らかっている部屋を片付けるのは面倒。最後の1つだけさせたり、その子が出来そうなところに目標を修正する。ここでも100%を求めないことを強調されました。
「エライね」「スゴイね」「お利口ね」だけだと子どもには何が良かったのか分からないので具体的に教える。
〈例〉「紐通せたね。偉いね。」「スゴイね。」等。
子どもが振り向いたときにママが見ているかが大切。
最後に子どもたちがソワソワし始めたので、手遊びを一緒にしました。
親子で目と目で見つめ合いながら、触れ合う遊び「1本橋こちょこちょ」です。これは親のペースですると親の顔を見るようになって遊びが楽しくなりますね。
子どもたちの歓声を聞きながら会は終了しましたが、個人的に質問のあるママはそのまま先生と相談され、納得の笑顔で部屋を後にされました。
反抗期真只中の親子、反抗期に差し掛かり戸惑う親子、いろいろな悩みを抱えて来館された親子さん、先生のお話が今後の子どもとの向き合い方のヒントになればいいなと思います。子育てに正解はありません。
悩んで、困る前にコンシェルジュの事も思い出して下さいね。